読書感想文の構成その1
読書感想文を書くときは、やみくもに書き始めないようにしましょう。何も考えずに行き当たりばったりで書いていっても、よほど文才がない限り、脈略のない文章となってしまうのが落ちです。
自分が伝えたいことを効果的に伝えるためには、ある程度は構成というものを考えてから書き始めることです。読書感想文はたいていの場合、字数が指定されているはずですので、その決められた字数に合わせて読書感想文の構成を考えましょう。
- 一般的に良く使われる読書感想文の構成は、4段階の構成となります。これを知っているだけで、かなりまとまった読書感想文を書くことが出来ると思います。
- 最初の段階では、その本と出合ったきっかけを書くと良いでしょう。本屋でたまたま見かけたとか、誰かに薦められたとか、その程度のことで十分です。導入部分は静かに入っていった方が効果的です。
- その次の段階では、その本のあらすじを書きましょう。大切なことは、なるべく簡単に解りやすく書くことです。何が起こり、誰がどうしたのかという程度にして、あまり長々と詳しく書かないことです。
読書感想文は本の要約分ではありません。その本を読んで自分はどう感じたのか、ということがメインとなるものです。本のあらすじだけで終わってしまっては、それはもはや読書感想文とはいえないものになってしまうので、気を付けましょう。